リネントートバッグ「古典柄 麻の葉」
夙川さくら作業所を代表する製品の一つ、リネントートバッグ【古典柄 麻の葉 紺色グラデーション】。
両面に「古典柄 麻の葉」の刺し子を施した本製品は、当作業所の中で、完成まで最も時間がかかるアイテムとなっています。
緻密で繊細なデザインは、下書きから刺し子に至るまで、スタッフやメンバーさんの地道で根気のいる作業を経て、完成します。
今回、その工程を公開することにしました。ぜひご覧ください。
下書きを行います
下書きは熟練のスタッフが行います。複雑な古典柄を、定規を使用して描いていきます。
集中力と根気のいる作業で、担当できるスタッフも限られています。
描き上がった下絵は、とても精密なデザインとなっています。
下書きが終われば、いよいよ刺し子のスタートです。
下書きの様子(動画)
下書き完成!
刺し子スタート
ここからはメンバーさんのお仕事です。まずは外枠から縫いはじめます。
大きな布に、ひと針ひと針刺し子していきます。
刺し子をする様子(動画)
刺し子をする様子
刺し子開始から8日目
麻の葉の輪郭が、徐々に見えてきました。
生地がゴロゴロしないよう、刺している途中での玉止めは行わず、糸にたくし込んで固定します。
刺し子をする様子(動画)
刺し子した生地(表)
刺し子した生地(裏)
刺し子開始から13日目
地道な刺し子作業が続きます。
3目で刺す箇所・5目で刺す箇所など、デザインのルールを守りながら刺します。
難しい箇所はスタッフと協力しながら、制作を進めます。
刺し子をする様子(動画)
刺し子をする様子
刺し子した生地(表)
刺し子開始から23日目
いよいよ完成に近づいて来ました。
裏面が六角形になっていますが、これは当作業所独自の刺し方です。
一般的に麻の葉は「ジグザグ」に刺し子を施します。
しかし当作業所では、メンバーさんに刺してもらいながら、スタッフも一緒にやりやすい方法を模索する方法をとっています。
刺し子をする様子(動画)
刺し子した生地(表)
刺し子した生地(裏)
刺し子開始から28日目
完成!
完成!
約一ヶ月の作業を経て、刺し子が完成しました。
仕上がった生地はアイロンをかけ、スタッフによる縫製をおこない、バッグになります。
メンバーさんによる繊細で地道な作業、スタッフによる下書きや縫製。
両者が力を合わせ、リネントートバッグ【古典柄 麻の葉 紺色グラデーション】の完成です。
刺し子をする様子(動画)
刺し子した生地(表)
刺し子した生地(裏)
刺し子した生地(表)
刺し子した生地(表アップ)
刺し子した生地(裏)
刺し子した生地(裏アップ)